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from Kei

『トライベッカ・フィルム・フェスティバル』1

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『トライベッカ・フィルム・フェスティバル』に行ってきました。
この映画祭は9.11テロ事件後、傷付き落ち込んだNYの人々の心と街の経済を活性化し、明るさ、希望を取り戻すことを目的として、ロバート・デ・ニーロが発起人となって開始されたもので、今年で4回目となります。
ニコール・キッドマン、ショーン・ペン主演で初の国連ロケを行ったことでも話題となった『The Interpreter』をオープニング作品とし、国内外から約250作品が11日間に渡り上映されました。

他に上映された作品は、日本でも既に昨年公開されたウォン・カーワイ監督の『2046』、マイケル・ウィンターボトム監督の『9 Songs』、マギー・ギレンホール出演の『Great New Wonderful』(彼女の『セクレタリー』大好きなのです)、ジャンルもドキュメンタリー、ショート・フィルム、ファミリーもの(『クイール』『Deep Blue』)、ホラー(これが意外に多かった気がするのは、最近の映画界のブームがそんな傾向にあるからでしょうか。私は全くダメなんですけれど…)、ゲイ(『Gay Sex in the 70s』『Same Sex America』『The Lady in Question is Charles Busch』ゲイ関係の作品が好きな私にとってはうれしい限り♪)、と多岐に渡っており老若男女問わずそれぞれのニーズに応えた選出となっていました。  

 チケットの購入方法はオンラインか電話で、が基本なんですが、”上映日当日会場に直接行って手に入れる”という方法も多いにアリで既にソールド・アウトでもあきらめずにとりあえず行ってみるのがベターです。
会場は複数に分かれており、ワールド・トレードセンター近くの”Regal Cinemas Battery Park Stadium”というシネコン型大会場をメインにPace大学内の施設やトライベッカ・パフォーミングアーツ・センターなどが各会場となっていました。なので、見たい作品が続けてあった場合、別会場かどうかの確認も大切です。

(つづく)

 


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